桜も終りを迎えましたが、
舞い散る花吹雪に春の息吹を感じ、
散っても尚、絨毯のように一面を埋め尽くす花びらがまた
私たちの目を楽しませてくれます。
日本の春は、本当に素晴らしいですね〜
さて、そんな季節とは真逆をいく写真かもしれませんが、、
3月の初旬にお届けした御祝いのアレンジメントです。
作品のイメージに合わせて、「黒いお花を使ってアレンジして欲しい」
との御依頼でした。
並べてみると、黒っぽいお花って結構あるものですね!
まずは、ダリア「黒蝶」
そして、黒みがかったカラー
茎がグリーンなので、黒いテープを巻いて使用しました。
細かいことだけど、結構このあたりの「ひと手間」で仕上がりが大きく変わるのです!
こちらはラナンキュラスです。
丸くてフワッとしたフォルムなのに、カッコイイ!!
ですよね。
だいぶメジャーになってきたチョコレートコスモス。
動きが出るので、黒っぽいアレンジでも沈まず軽やかさが表現できます。
そしてラン。
ラン独特の色合いと動き、妖艶で大好きです。
ちょっと鮮やかな赤も入れてみましたよ!
アルストロメリアのミニサイズ。
可憐だけど、主張があり荒廃した雰囲気を出すのに一役買ってくれるかな!
と選んでみました。
今回ご依頼下さった方は、
ある役者さんをずっと応援しているファンの方。
クリスマスツリーに始まり、
高崎線の車窓から♬、
そして、今回の舞台「残響のテロル」。
毎回、趣向を凝らしたアイディアと、愛情に驚かされます(*^_^*)
今回も、刑事役を務めるということから、
ボードには拳銃や手錠が(笑)
そして、手作りの手帳に、パトライトまで!!
この意気込みを感じると、
私も何とかカタチにしないとな〜
より素敵な演出を!アレンジの中で繰り広げたいな〜
と思うのです。
最後に雲竜柳で鬱蒼とした雰囲気を加えお届けしました。
役者さんが舞台の上から「ありがとう♡」って目を合わせて言ってくれたそうですよ!
喜んでもらえたようで、私も一安心。
自分では考えつかないような楽しい仕事に巡りあえ、
幸せのおすそ分けを頂いた気分です。