本日お届けして来た「お見舞いのアレンジメント」です。
以前の職場で私も大変お世話になった先生へお届けするということで、
”一日も早く回復されますように!”と願いを込めてお作りしました。
ご依頼いただいた方のご希望が「お部屋が明るくなるようにお花を組んで欲しい」
という事でしたので、明るく、元気が出るような色合いにしようと
オレンジ×イエローを基調にアマリリスの赤を差し色にする事に。
しかし、思った以上に早く開き始め、かなりの主張。
赤のアレンジにはしたくなかったので、
全体を調和させる優しい色の「アルストロメリア」を
多めに使い、赤の主張を食い止める事に!
そして、先端がクルッとしたオレンジの花は「ケイトウ」。
この動きがアレンジのフンワリ感を出してくれます。
グリーンは、クジャクヒバとヒムロスギを使用。
相性のいい松笠が目立ち過ぎない程度のアクセントに!
入院中は色々な面において自由がきかないので、
少しでも外の空気を感じられるように、息抜きが出来るように
季節感を出してみることにしました。
小さく花開くのは「マリーゴールド」です。
かわいいですね〜
病院の中は空調がきき、暖かく乾燥気味かな〜と
そのような環境の中でも耐えられそうな、割と強いお花を選んで
ハンドル付きのバスケットにアレンジしました。
最近では、生花の持ち込みを禁止する病院も増えているので、
メイフルールでは、事前に病院へ確認するようにしています。
生花の持ち込み禁止の場合は、是非プリザーブドフラワーを★
と宣伝してみたりして(笑)
お花は、病棟のナースステーションで預かり、病室へお届けして下さると
聞いていたので、スタッフに声をかけると、
「病室へ直接どうぞ〜」と。
配達後、仕入れへ行く予定でいたため
ジーパンに着古したカワジャン、そしてスニーカー・・・
久しぶりに先生にお会いするのに、
しかもお見舞い、、、
「こんな格好ですみません。。」
と言いながらご挨拶を済ませ、先生の体調の事や、
私が退職後お花の仕事を始めた事など、少しお話しさせていただくことが出来ました。
そして帰り際、病衣を着た先生が「こんな格好で失礼しました。。」と。
最初と最後の挨拶が同じなんて・・・
なんだか笑ってしまいました。
先生のご様子は、思っていた以上にお元気で、いつもの優しい笑顔に
こちらが元気をいただいたような気がします。