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美術館  その2  〜ルネ・ラリック〜

8月 7th, 2009 Posted in diary, news/blog, その他 | No Comments »

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こんにちは。

今日は国立新美術館で開催中の「ルネ・ラリック」展についてお伝えしますね。

実はラリックについては、耳にした事があるくらいで、全く知識のなかった私。
この広告の写真に魅せられ、行ってきました!

ラリックは、19世紀末から20世紀半ばにかけてアール・ヌーヴォーのジュエリー制作から
アール・デコのガラス工芸家として活躍をされた方です。

展示は、ジュエリーから始まり、ガラス工芸へと移っていきますが、
一点一点の作品の細工がとても細かい。
そして、モチーフの観察力と表現力がとても素晴らしいんです!!

パンフレットの写真は、ケシの花をモチーフにしたハットピン。
これを見ても、細かさと正確さがよくわかると思います。
実際は、もっと立体的で角度により表情も変わり、とても魅力的な作品です。

ラリックの作品に登場するモチーフは、花や動物、女性がほとんどでした。

花好きの私としては、花がモチーフというだけでテンションがあがります☆
ただ、中には知らない花も・・・

ホウチャクソウ」ってご存知ですか?
ホウチャクソウをモチーフにした指輪が展示されているのですが、どんな花だろう???と。
家に帰り、写真を見て「ハァ〜なるほどね」と。
これから見に行かれる方は、是非チェックしてみてくださいね!

この他にも、「ミモザのティアラ」が個人的に好きでした。
決して派手ではなく、ミモザの素朴さが表現されていますが、
線がとてもきれいで、パールの清楚なイメージと合わさり何とも言えないシンプルな美しさに見入ってしまいました。

動物のモチーフも面白かったです。
動物と言っても昆虫だったり、結構身近な動物たちでカワイイ♪とニンマリしてしまいます。
でも、よ〜くみると、カワイイとか、素敵だけではなく、
色んな角度や、モチーフの組み合わせによって幾何学的なデザインを作っているんですよ。
そのパターンが凄い。
そんな事も出来るのかーーー と。
思わずメモってしまいました。

ちなみに、私が釘付けになってしまった作品は、「トンボのブローチ」かな?
それが、いくつものパターンがありとても面白かったのです。
探してみてくださいね。

そして、ガラス工芸も素晴らしかったです。
またまた細工が素晴らしい。
ガラスのボトル、花器、食器類はもちろんですが、一番驚いたのは、
カーマスコット(車の先端につけるエンブレムみたいなもの)。
昔の人は本当に贅沢だな〜
それに遊び心というか、センスが面白い!!

作品の数も豊富で、とても内容のある展覧会でした。

そして、ラッキーな事に、私が行ったその日は、講演会がある!ということで、
この展覧会を監修された美術工芸史家の「池田まゆみ」さんのお話もきく事が出来ました。

とても素敵な女性で、本当に美術やラリックがお好きなんだな〜と話に魅了され、
素人の私にも分かりやすく、とても勉強になりました。

お話の中で、面白かったのは・・・
19世紀後半のヨーロッパは、浮世絵や日本文化などに衝撃を受けたようで、作風にも変化があったようです。
そして、フランスでは、なぜかコウモリ=ジャポニズムの代表的モチーフとされ、ロベール・ド・モンテスキューが
和傘をバックにコウモリを肩に乗せポーズをとっているという写真が笑えました。
コウモリは中国で吉祥を表すもので、福禄寿の象徴とされていた経緯から混同してしまったのでしょうかね?

日本の植物もかなり衝撃を与えたようですよ。
ラリックの作品にもリンゴの木と書かれた物がありますが、日本のボケの木がモチーフだったり、
梅の木も違う名前で紹介されているようです。
ちにみに、モネも1900年以降日本の庭を自宅に作っていますが、日本の球根の本を読むのがとてもお好きだったとか。
美術も色んな角度から勉強してみると面白そうですね。

そして、ラリックはデザイナーとしてだけではなく、多くの才能を持った方だったようです、
38歳の時にガラスの実験工房を設けますが、経営者、デザイナー、技術開発者、営業マン、の役割を持ち
各地をまわっていたようです。
道具は鉛筆一本という所も驚き!
インスピレーションをスケッチし、指示書を作成し、顧客へのプレゼンテーションをする。
記録もきちんと残され、資料的価値が高いとされています。

色々書き足りない事もありますが、ちょっと長過ぎますよね・・・
最後までお付き合いいただいたみなさま、お疲れさまでした。そしてありがとうございました。

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国立新美術館は、建物をみるだけでも楽しめますよ。
広々として、気持ちのいい空間なので、お近くへいかれた際は是非立ち寄ってみてくださいね。

いや〜
こういい作品を沢山見ると刺激を受けます!
凄い事は出来ないけど、なにか面白そうな事に挑戦したくなってきました★

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