バレエの先生の65周年を記念した発表会に贈られた数字のアレンジメント。
”華やかさの中にも「和」の要素を”
”紫がイメージカラーの先生なので紫の花を入れて欲しい”
とのご希望でした。
私からは、
数字の部分にマムを使って「和」を表現することを提案してみました。
実際にやってみると、マムだけではどことなく寂しく華やかさに欠けるなぁ・・・
と、試行錯誤の上バラの中にポイントでマムを使うことにしました。
サイドにまでぎっしりお花やグリーンが入りとても豪華です!
でも、なんだか「和」の要素が足りない気がして・・・
プレートに水引で出来たツルをつけることにしました!
どうしてツル?!
と、驚きますよね。
実は、発表会のパンフレットなど事前に先生のイメージを理解してもらおうと
お客様が情報をくださったのですが、
”和のものを洋にしたい”という思いがずっとあり、
今回、「鶴の恩返し」をバレエで表現されることとなった・・・
という先生の今回のステージへの思いを汲んで”ツル”を羽ばたかせることにしました!
ツルが大空に向かって羽ばたきながら、
先生の思いをより多くの方に届けられるような、
そんなイメージです^^
当日、ご依頼くださったお客様は残念ながら会場へはお越しになれないとのことで、
画像にてアレンジのご確認をいただきました。
こちらの要望以上の気持ちを汲み取っていただけてありがたいです。
橋本さまにお願いして本当に良かったです。
と、身にあまる言葉をいただきました。
会場へお持ちし、楽屋へと通されましたが、
このアレンジをご覧いただき、
「65」「ツル」という意味のあるお花であることを一言添えると、
受付のいい場所へ飾っていただけることとなりました。
スタンド花を配達する時にも感じるのですが、
目を引くデザイン、美しさはもちろんのこと、
その花が意味するもの、「意図」を伝える重要性を感じています。
「思いに勝るものはない」と♡
皆様の”わがまま”かしら?と思う事だったり、
”こうなったらいいなぁ”というご要望の一つ一つが
私の経験となりスキルアップに繋がっています。
こんなこと質問してもいいのかな?
”迷惑”かな?
笑われちゃうかな?
なんて事考えずに、なんでもご相談くださいね!
これからもずっと、皆さんの大切な思いをお花で表現し
お届けする仕事をしていきたいと思っています。