嬉しいことに♡
ここ数年、
ある女性のお誕生日にお花を届ける機会をいただいております。
お会いするのはほんの一瞬ですが、
その方の佇まいから、
一瞬にして色々なことを考えさせられたり、肌で感じたり、
するのです。
今回は、贈られた花と共に過ごす女性を想像しながら考えを巡らせ、
お花の持つ力について改めて気づきを得ました。お届けしたお花の紹介をしながら、
ちょっと考えたことなど書いてみたいと思います。
お花の持つ力について改めて気づきを得ました。お届けしたお花の紹介をしながら、
ちょっと考えたことなど書いてみたいと思います。
ちなみに、昨年はこちらのアレンジメントをお届けしました。
「オレンジ」がイメージカラーと言ってもいいくらい
とてもお似合いになるので必ずオレンジのお花を手に取ってしまいます。
今回もお任せいただきましたので、
全体を和風のスタイルにまとめ、シャープなラインとふんわりやわらかな部分
とのコントラストも楽しんでいただけるアレンジにしてみました。
小さな芍薬の蕾が少しずつ解け、白く大輪の花を咲かせた姿を想像しながら
アレンジメントの変化を楽しむのもまたお花好きの方にはたまらない「体験」
になるのではないでしょうか。
お届けすると、いつも素敵な笑顔で迎えてくれる奥様。
年を重ねるごとに輝きとエネルギーを増しているように感じます。
内側から自然と発している力強く暖かなオーラにほんの一瞬触れただけで、
同じオーラのベールに包まれるような、そんな不思議で希望のわく体験を
毎年私もいただいております。
一瞬にして「こんな風に年を重ねたいな!」と思わせる女性に、
私もなりたいな、と日々の出来事を大切に積み上げていきたいと思いました。
【誕生日に花を贈る】とは、
いま現在、そして未来へと想像を馳せながら花を選び、
そのお花とともにスタートする1年。
単に花という”もの”が行き来するだけでなく、
花に命があるからこそ、
大切に花のケアをすることで、自分自身を労わり育てていくような
そんな擬似的で優しい気持ちになれる”体験”を味わうことができるのだと思います。
「自分が満たされているからこそ、人に与えることが出来る」
のでしょうね。
そう考えてみると、「花贈り」がとても尊いことのように思えてきます。