「劇場のイメージで!」
という御依頼を頂き、
どんな雰囲気にしようか、
どんな花器が合うかしら?
と、市場を物色していたら出会いました^^
宝箱のような、素敵な花器に♡
私は、お花からデザインのインスピレーションが湧くこともあれば、
素敵な花器やリボンとの出会いから、
どんなお花を生けたら素敵かしら・・・
と、想像を楽しみつつ創りあげることもあります。
今回は、既に頂いていたイメージを基に資材やお花を探していたところ、
この花器との出会いから、いい意味でお客さまのイメージを裏切る!
そんな世界観が私の中に飛び込んできました。
「こちらの方が絶対良くなる!」
という自分の直感を信じ、思い切って進んでみることに。
お花は客席をイメージして。
赤いプリザーブドのバラを。
ご指定の、星やキャンディーのような玉も一緒にアレンジ♬
今回、クマのぬいぐるみやプレートはお持ち込みいただいたもの。
*ご自身で、イメージに近いものをお探し頂きお持込下さる方が
よりイメージに近いものが出来上がると感じていますが、
(私もお客さまのイメージを具体的にキャッチできるので)
ご要望によって、お花の資材屋等で入手できそうなものに関しては、
こちらでのご用意も承っております^^
遠慮なくご相談下さい!
そして、完成しました!
リボンで緞帳の雰囲気を出し、
全体はグリーンの柔らかなラインで繋がりと調和をとりました。
BOXの蓋が奥行きを感じさせ、室内の雰囲気を現し、
「劇場」で感じる一体感のようなものを醸し出しているようにも見えてきます^^
なんだかクマちゃんが楽しそう♬
そして気になるお客さまの反応・・・
お客さまのイメージを裏切っておりますからね(^_^;)
素敵なアレンジありがとうございます!
とってもオシャレでかわいいです~!!!
と嬉しい御返事をいただき、
チャレンジしてよかった!
と、ようやく心から思うことが出来ました★
こうやって、お客さまとイメージをすり合わせたり、
時にはぶつけ合ったりしながら、出来上がっていく作品には
表情があったり、
統一された世界観があったり、
なにより「思い」がある。
花贈りは、
決して物を贈っているのではなく、
「思い」を伝えることなんだ!
と、出来上がっていく作品を眺めながら改めて思うのです。
あなたは、どんなことを伝えたいですか?
どんなお花を贈りたいですか?