舞台の御出演祝いに、お花のご注文を頂きました。
メインとなるぬいぐるみの色に合わせて、
「赤」と「紫」のお花を使って欲しいとのご希望でした。
この夏は、「赤」のお花をご注文頂くことが多かったのですが、
案外イメージに合った赤いお花を探すのは大変でした。。
ダリアだと、ぬいぐるみの可愛らしいイメージとケンカしてしまいそうですが、
褐色がかったこの深みのある赤に惹かれたので、
優しい色使いと雰囲気の中で活かそう!と、決めました^^
そして、「紫」のお花は「カラー」と「ギガンジウム」
フカフカの”椅子”にぬいぐるみを座らせてみましたよ。
こういうちょっとした”遊び心”なのですが、
この一工夫が、お花の中にぬいぐるみを溶けこませ、
世界観を創りだしてくれるように感じています。
「スカビオサ」の淡いピンクで「赤」と「紫」を優しく調和♡
グリーンをふんだんに使うと、明るさと爽やかさがプラスされ、
いっけんドギツくなりそうな「赤」と「紫」のアレンジメントも
ふんわりと可愛く、優しい雰囲気になります。
お花をお届けしたのは7月上旬。
6〜7月よく使っていたのはこの子、
「フロックス」
どちらかというと、蕾の状態が好きなのですが、
こんなに可愛いお花が次々と咲いてきます。
舞台は5日程上演されるようでしたので、
連日舞台に立つ俳優さんは勿論のこと、観劇されるファンの方、
スタッフの方々にも日々の小さな変化を楽しんでいただけたらな〜
と、少しずつ咲いていくお花や長持ちするお花、そのままドライになるもの
など、見た目だけではない工夫も密かに考えております。
直接お届けしたところ、
「わ〜、かわいい♡」とスタッフの方々の笑顔をいただきました。
「このぬいぐるみ、◯◯さんからですよね!」と、
ポイントとなる”ぬいぐるみ”をお花で引き立てることが出来たようで一安心。
お花って、仕入れて作ってお届けする、
”ただそれだけ”ではないんですよね・・・
それぞれの”ニーズ”を汲み取り、それが通い合ったな!と肌で感じ取る時、
無事に役目を果たせたな★
と、思うのであります。
皆さまの”こころに届く”お花をイメージして♡