作年6月、この一枚の画像を見つけていただき
御依頼下さいました。
ドイツに住むお嬢様から、お母様への誕生日プレゼント。
一年前、お父様の還暦のお祝いに数字のアレンジメントを贈られたということで、
その時のものとは少し違う雰囲気でプレゼントされたいというご意向でした。
還暦のお祝いなので「60」という数字を。
オレンジの花を使ってビタミンカラーで!
というご希望に添って、
数種類の小さなバラを使い、オレンジのグラデーションで数字を表現してみました。
数字の周りはトルコキキョウのような、
フリル感のあるお花でふんわりと。
生クリームのように見えてきます^^
更にぶどうが入ると、
アレンジがみずみずしくなり、本当に食べられそうな・・・
ケーキみたいでしょ♬
ブラックベリーや、このアレンジには欠かせない
斑入りの小さな葉がついたグリーン
「コロニラバリエガータ」
私のお気に入り♬
・・・だけど、名前が全然覚えられません(^_^;) 笑
「数字のアレンジメント」
一つのお花で数字を形どるものはよく見かけますが、
メイフルールのアレンジは、小さなお花をたくさん使って
色の変化や陰影をつけてお作りしています。
数字に置かれたメッセージを一番に受け取っていただきつつ、
お花そのもの、フラワーアレンジメントとして
品よくお楽しみいただけるものをご提供したいと
デザインしてみました。
直接お届けしたところ、
お父様がお受け取りくださり、
ひとこと
「凄い!!!」 と。
お父様の嬉しそうな優しい笑顔に、私のこころもポッとあたたまったこと、
今思い出しても心がじわ~っとしてきます(*^_^*)
その後、御依頼くださったお嬢様から、
お写真を拝見し、また母からもSkypeを通してですが、
家に飾ったお花のアレンンジを見せてもらい、とっても
感動いたしました!
橋本様の女性らしいアレンジ、
想像していたよりも色合いが大変繊細で送り主である私も
心あたたまりました!!
きっとあのアレンジを目の前にしたらお花の香りも
良かったのだろうなぁと、すぐにでも飛行機で実家に
帰りたいと思ってしまいました。
嬉しいご感想までいただきました♡
遠くにいても自然とご家族を思い合う「家族愛」
「愛情」って、自分が受け取り、
自分を満たすことができて初めて人に与えられるものなのかもしれませんね。
与えるというよりも、自然と醸し出されるもの、
なのかな。
お花は枯れてなくなってしまうけど、
お花とともにこころに刻まれた体験、思い出は
ずーっとこころの中で生き続けていくものなんだろうな〜
と、改めて6月の写真を眺めながらそんな事を考えていました。
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