東京は梅雨に戻ったようなお天気が続いております。
この夏は、日照時間がとっても少ないようですね。
このまま秋雨前線が現れると、、
なんて考えると、ジリジリと暑い日差しが恋しくなるような、
そんな複雑な気分であります。

さて今日は、先日お作りしたアレンジメントをご紹介したいと思います。


「お盆」や「お彼岸」は、母の日に次ぐ繁忙期でありますが、
この夏は、農家の方もお休みを取られるところがあったようで、
例年に比べると品薄の市場でした。
ちょっと寂しいです(T_T)

そんな中、真っ先に目に飛び込んできたのがこのマム「精丹」
深いボルドーと、幾重にも重なる花弁が魅惑的。

マムと咲き方が似ているピンクの可愛らしい小さなお花。
こちらもキク科の植物。
アスター「ココットピンク」というお名前＾＾

アスターって、人によっては仏花のイメージが強いのかもしれませんが、
最近はいろんな品種、咲き方が出回っていますよ〜
保ちのよいお花でもありますので、是非注目していただけると嬉しいです。


そして、最近良く使っている百合ですが、
今回使用したのは「エマニ−」

蕾はしっかりとしたグリーンなのに、開花するとうっすらアプリコットのような色が出てきて、
次第にほのかなピンク色へと変化していきます。

お花との「開花の出会い」
驚きと喜びがあり、楽しいものです。

紫の斑入りの白いお花は、トルコキキョウ「ルーセントマリン」
今まで見かけても手に取らないお花でしたが、
今回はなんだか気になって使ってみたところ、とっても爽やかに仕上がりました。

単体で見るお花と
いろんなお花との組み合わせの中で見るお花、
ガラリと印象が変わるものです。

わたし（たち）が見ているもの、
それは、あくまでも「わたしの価値観」というフィルターを通して見えている物なんだと
お花から教わります。

お花も人も現象も、
多角的に捉える視点を持ったほうがオトク♪
なのかもしれません(*^_^*)

週末は、５年ぶり・・・位かなぁ
久しぶりに近所の花火大会をみに会場まで出かけました。

行きの電車はすし詰め状態で、やめときゃよかった・・・
なんて弱気になってましたが、
やっぱり間近で見る花火はいいものですね〜
全身で楽しむ事ができました(*^_^*)

花火が終わるとちょっとさびしい気分、になりませんか？
もう、夏も終わりだなって。

今日は、そんな今時期の気分にピッタリなブーケを紹介したいと思います。


ゆりをメインに、秋色のブーケを束ねました。
退職される男性へ贈られるブーケです。

あまり落ちつきすぎていてもなぁ、と。
「スモークグラス」を入れることで爽やかさとヌケ感を現してみました。


今回のお気に入りは「ベルベロン」

色のグラデーションがとっても綺麗。
お辞儀した姿もかわいらしく、
このブーケの影の主役！といっても過言ではありません。


秋風の冷たさやどこかセンチメンタルな雰囲気とはちょっと違い、
悠々とした夏の雰囲気もどことなく残しつつ
今時期にぴったりのブーケだな、って思います。

私の作るお花。
なぜか珍しがられることも多いのですが(^_^;)
今回は皆さん驚かれていたとか。。
あまり見かけない組み合わせだったのでしょうか？

皆さんの反応もまた楽しんでいるワタシです(^^♪

梅雨時期のようなジメッとした湿気とともにここ数日の急激な気温上昇。
一気に体力を奪われますね。

この暑さにも負けないお花を！
ということで、最近はゆりやマムを使うことが多くなってきました。
組み合わせ、色合いを変えながら作っております。


こちらは、
淡いピンクと白の百合をメインに。
変わり咲のスプレーマムやアガパンサスをアクセントにしながら
全体は淡くまとめました。

そして、ふわふわ、もこもこの「スモークツリー」
６月くらいから８月頃まで楽しめるお花です。
秋には、まる〜い紅葉した「スモークツリーの葉」が市場に並びます。
いろんな楽しみ方のできるお花ですよ★
ドライにもなるし、空間をおしゃれに魅せてくれるお花。
ふわふわ、もこもこを触っているだけで癒やされます＾＾

夏真っ盛りですが、そろそろ秋色を取り入れたくなってきました。
次回は、百合を秋色で楽しむブーケを御覧いただきたいと思っております(^^♪

かわいい頭ちゃんがポン、ポン、ポーン
と並んでおりますが、先日のレッスン風景をお届けしたいと思います。

6月は3種類のひまわりを使って、オルゴール型のバスケットに
アレンジしました。


2回目の参加となる小学3年生のAちゃん。

2箇所にさしたアジサイをポイントに、お花の色合いや高さをみながら
ふんわりと大人っぽくエレガントにアレンジ。

好きな花、好きな色など、子どもたちは素直に感じ取ったインスピレーションのまま
それを活かしたアレンジづくりをしていくので、
横で見ていてとってもワクワクします。


初参加のRくん、5歳。

とっても姿勢良く座っておりますが、、
初めて手にする生のお花達にちょっと緊張気味。
ひまわりの茎のザラザラした感じ、ツルンとしたものもあれば、
ふわふわモサモサしたものも・・・
その一つ一つに素直な反応を示してくれるRくん。
はじめは恐る恐るでも、少しずつ慣れてママのサポートもかりながら完成させましたよ。


バスケットのフタ部分にデコレーション。
ちょうど翌日が父の日でしたので、メッセージカードも添えました。

出来上がったお姉ちゃんの作品です。
全体のイメージが捉えられ、バスケットからこぼれ落ちんばかりの
お花たちが楽しげでもあり、エレガントでもあり。
眺めていると優雅な気持ちになるアレンジです。

1年前に比べると、集中力も格段にUP↑↑
事前の説明やポイントについてもきちんと覚えていてくれて、
一言声をかけると「あっ、そうか！」と修正したり、
どうしてもこだわる部分は「本当はこうしたいんだよね・・・」
と教えてくれるので、私も「じゃあ、こういうのはどう？」
と、新たな展開も楽しめる★

ワクワクが高まるとお互いに楽しい時間が過ごせます。

お片づけのお手伝いまでしてくれるようになって、びっくりしました。
ありがとう〜


弟くんの作品はこちら。

バスケットから元気に飛び出すひまわり。
こわごわ作っていたアレンジも、途中から楽しくなってきたようで、
そんな気持ちの変化が現れた作品ですね＾＾

カードには、お父さんの大好きなアイビーや
夏らしいシールをたくさん貼りました。

後日Rくんに会ったのですが、
◯ちゃんママ！から「お花の先生！」と私の呼び方が変わり（笑）
「あのね、この前のお花、とっても楽しかったんだ。またやろうね！」
と話しかけて来てくれました(*^_^*)
カワイイですね〜


娘の作品。
はい、一番の自由人（笑）
事前の説明は聞いているようなのですが、意思を持って真逆を行きます(^_^;)
結果オーライ！かな。
彼女のこだわりと、個性がたっぷりの作品ができあがりました。

レッスンでは、
正しさを求めて作ることではなく、
お花に触れた感触を楽しんだり、嫌だな〜と思ったり、
いろんなお花の香りに出会ったり、
それぞれ表現にも感じ方にも違いがあって当然であること、
自由であることを思う存分楽しみ、尊重される場でありたい。
違いこそが個性であり、その人らしさ。
とってもステキで素晴らしいことであるということ、
体験を通して子ども達に知ってほしいな、と思っています。

そんな思いを詰め込んで♡
9月から再出発したいと思います。

七夕の頃にお作りしたアレンジメント。
退職される方へ、お世話になった御礼にとご注文頂きました。

galleryの写真を沢山ご覧いただき、
こちらと似たような雰囲気で作って欲しいとの御依頼でした。


お客さまが、アレンジの何を（どの部分を）気に入ってくださっているのか？
全体の雰囲気ということもあれば、
ある1輪の花やグリーン、ということもあったり・・・
お客さまのニーズをきちんとキャッチする事は、難しさもありますが、
花贈り、花づくりにおいてとっても大切な事。
醍醐味であります。

いろいろご提案しても返ってくる言葉にあまりしっくり来ていらっしゃらないな、、
何を不安に感じているのだろう？
と、質問が何度か行ったり来たり・・・
最後まで、「全ておまかせしますよ」とおっしゃって下さいましたが、
私はちゃんとキャッチしましたよ、
「トクサの花器」が外せない要素！だということを(*^_^*)


お花の色合いは淡く上品に。

今年は早い時期から暑くなり、この時も30℃を越すかどうか・・・
持ちの良いお花や南国からやってきた暑いのが大好きなお花たちを組み合わせ、
初夏の爽やかさも一緒に楽しんでいただけるアレンジに仕上げました。

ニーズはキャッチできた！
という確信のようなものはありましたが、ちょっとドキドキしながら
お花の写真を送り、配送の手続きを。

「いやー、素晴らしいですね。

想像以上に素敵なので驚いてしまいました。
早く、実際の花を見てみたいですね。

こちらでしたら、お世話になった方にとても喜んで
いただけると思います。」

と、嬉しいご連絡をいただきました。

奥様と二人でご挨拶へ行かれたそうですが、
先様にも喜んでいただけたとのご報告もいただきました。
お花の名前を書いた「recipe」も好評だったようです。

そしてね、、と
実は、ご注文くださった方の奥様が一番喜んでいらっしゃったとか＾＾
嬉しそうにお知らせくださいました。
奥様のお誕生日にも、是非お花をプレゼントしてほしいですね♡

贈る方も、贈られる方も、みんなが笑顔になり喜んでもらえるお花。
お花という仕事を通して、みんなの喜びに出会えるわたし。
お花はどんな時も、どんな人にも「喜び」を与えてくれますね。
幸せだな〜、わたし。

Blogの更新がなかなか続きませんが、、
そんなこんなしているうちに、すっかり真夏のようなお天気になりました。
今年の夏は暑くなりそうですね〜

さて、夏のレッスンについてのお知らせです。
勝手ながら7月、8月のレッスンはお休みにさせて頂くことにしました。

理由についてはいくつかあるのですが、

◎暑さでお花の保ちが悪くなってきたこと。
今年は早くからかなり気温が高いこともあり、本当にお花がもたない(T_T)
玄関など日の当たらない涼しい場所では、多少頑張ってくれていますが、
リビングに飾ったお花は、家を空ける機会の多い週などぐったりしてしまっています。

◎レッスン内容などについて見直したくなったこと。
そもそも私がやりたいのは「レッスン」なのか？！
という根本的な壁にぶつかり、ここ数ヶ月考えていたのですが、
お花を通して伝えたいことは「教える」という形式ではないことに気づきました。
「体験」してもらい「感じて」もらうために、内容、コンセプトから見直したいという
思いにたどり着き、少しお時間を頂いてリニューアル登場したいな！と思っています＾＾

２つ目の理由がレッスンをお休みする一番の理由かな。

その他、子どもの教育について考えたり、変化のある大切な時期ですので、
少し立ち止まって、先を見据えながら思考の整理などしたいと思っております。

レッスンはお休みしますが、その他の業務は通常通りですので、
アレンジや花束などの御依頼はお受けしております(*^_^*)

どうぞよろしくお願いいたします。

 

今日は、先日お届けした初の主演舞台をお祝いするお花をご紹介したいと思います。

実は作年も御依頼下さり、
手作りの小物たちを使ってのアレンジメントをお作りしました。
（作年お作りしたアレンジの記事はコチラです）

今回も、着物を着たぬいぐるみや、色を塗ったりリボンを巻いたりして
手作りされた剣、お祝いメッセージの書かれた扇形のプレートなど
愛情のこもったかわいい手作りの小物たちを届けてくださったので、
それらが引き立つよう、舞台のイメージに合わせてアレンジしました。


今回は、1週間以上の長期公演。
長く綺麗に飾っていただけるよう、お花の持ちも考えて作成。

華やかな菊やトルコキキョウ、ランなどをご提案したところ、
「菊」が、役名にも使われており、是非使って欲しい★と、
ニーズが一致♡


その他、「流れ星」もキーワードに上がっておりましたので、
星が舞い降りてくるようなイメージでオンシジウムを使いました。


全体は「平和」をイメージして明るく新緑の雰囲気に。

グリーンがかったマムは開花する毎にピンク色が強くなり、
ギガンジウムも1.5倍位の大きさに膨らんできます。
ダメになるお花もあるけれど、その頃には蕾が開花してくる・・・

長期公演の間、きっと何度となく劇場へ足を運ばれるお客さま。
舞台ごとの演技、演出の変化を楽しみつつ、
お花が変化していくさまもまたお楽しみいただけると嬉しいですね。

会場でお花を御覧頂いたお客さまから

「お花も元気そうで、菊がどんどん開いてきて綺麗でした。
休憩中も終演後もロビーまでお花を見に行き・・・
劇場スタッフさんへお水を上げたいとお願いしたところ、
（長期公演ということもあり、お花のメンテナンス方法について
事前にお知らせしておりました）
すごく印象強く、評判がよかったというお話が聞けました」

と、皆さまに喜んでいただけたようでなによりでした(*^_^*)

ファンからこんな風に応援される役者さん、
愛されていますね♡
役者さん本人の努力ももちろんですが、
みんなからもらう応援や愛が力となり、
自分の持っている以上の結果を出し続けるのでしょうね。

私も愛を持ってお花を届けたいと思います＾＾

おはようございます。
随分更新しておりませんでしたが、、
この間お届けしたお花たちをご紹介していきたいと思います。

7月を目前に、いよいよ本格的な梅雨入り？！
と思われるお天気が続いておりますが、
爽やかなお花の写真でホット一息ついて下さいね〜


お世話になった方が仕事を辞められるということで、花束のご注文をいただきました。
その方はとある会社の社長さん。
長年、仕事を通してお世話になったので、感謝の気持ちを込めて
美味しいお食事とともにお花を贈りたいということでした。


優しく柔らかな色合わせで、
上品だけれど、しっかりと存在感もある組み合わせにしたいな、と。

まず選んだのは淡いピンクのゆり。
通常の半分くらいの大きさで、ゆりなのに可憐です。


そして、季節柄あじさいを。
秋色アジサイと言って、色を残したままゆっくりとドライになっていくタイプのもの。
お花がお好きな方、この日の思い出に何か残したいな・・・
という時に喜ばれるお花かもしれませんね。

ピンクのアンスリウムは引き締め役！
花部分の濃いピンクがアクセントになります。


そして胡蝶蘭です。
圧倒的存在感！！ですね〜
見ているだけで優雅です＾＾


初夏を思わせる爽やかなグリーンとともに束ねてみました。

色合い、デザインだけでなく、
暑い陽気でも長く楽しんでいただける南国からやってきたお花たちも取り入れて♬

お花をプレゼントしてもらった後、
どんな風にご自宅で楽しんでいただけるかな、、
最後に残るお花はコレとコレかな、、
とか、いろいろと勝手な想像も含め膨らませながらお作りしています。

お渡ししたその夜。
御依頼いただいたお客さまからmailを頂きました。

「お花って感謝の気持ちを数十倍にして相手に届けてくれるのですね。
今日はとても心に残る会になりました。」

ありがたいお言葉。
花屋冥利に尽きますね。

メイフルールのお花を手にとって頂く方々に、
お花の魅力を感じて頂き、
こころが触れ合うような体験が提供できるよう
努力していきたいと思います。