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☆★切り花を長持ちさせる★☆

2010.07.01 Posted in diary, news/blog, お花を楽しむヒント | No Comments »

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早いもので今日から7月。
今年も折り返し地点に来てしまいました。
あっという間でちょっと焦りますーーー

さてさて、今日は「切り花を長持ちさせる方法」について
お話ししたいと思います。

お店で購入したお花やプレゼントでいただいたお花、
みなさんどのようにしてお楽しみでしょうか?

ーラッピングもかわいいからそのままお水につけちゃおう♪
ー花束に組まれた状態で花瓶にポンッと

う〜ん。。。
ビジュアル的には一番美しく飾れる方法かも知れません
が、、、、!!
お花も生き物。
大切にお手入れした分、元気に長持ちしてくれるような気がします。

そこで注意点をいくつか☆

① 高温・多湿を避ける!
太陽の光に当てた方が元気に育ってくれるような気がしますが、、それはNG×
水中の殺菌が増えお水が腐り、お花もダメになってしまいます。
玄関等涼しい場所に飾る方が長持ちしますよ!

② エアコンの風に当てない!
”涼しく”かつ”お部屋の風通しを良くする”事でお花も元気に長持ちしてくれますが、
エアコンの風はNGです。
私たちも直接エアコンや扇風機の風に直接当たっていると
体がだるくなったり体調不良になってしまいますよね。。それと同じ!
すぐに花びらがクタッと元気がなくなってしまいますのでご注意を。

③ 花瓶の水を清潔に保つ!
お花の水かえはどれくらいの頻度で行っていますか?
飾りっぱなしにはなっていませんか?
特に夏場はすぐお水が腐ってしまいます。
毎日(出来れば、朝晩1日2回)水かえを行いましょう。
**水かえ時の注意点***
●花瓶の中を奇麗に洗い茎部分のぬめりをしっかりとおとします。
茎が変色していたら、迷わずその部分をカットしましょう。
●水かえの際(1日1回)、切り戻し(茎を5㎜〜1㎝カットする)をしましょう。
●水の中に葉が入らないよう、水に浸かる葉はカットしましょう。
●水の量は少なめに。
お花の長さ、種類にもよりますが、花瓶の半分か少し少なめ位で大丈夫です。
茎が柔らかく腐りやすい花(カラー、ガーベラなど)は、5㎝程度の浅水で!

④ 花粉を取る!
これは意外!かもしれませんが、植物は受粉し実を付ける事が一つの目的。
なので、受粉の際かなりのエネルギーを使い、受粉後は役割を終え元気がなくなってしまいます。
ユリやアルストロメリア、グロリオサなど花粉を取り除きやすいお花は、花粉が飛ばないうちに
取り除きましょう。
花粉で花びらが汚れる事もなく、見た目も美しく飾る事ができます。

⑤ 枯れた花や葉を取り除く!
枯れたお花からはエチレンガスが発生します。
そのガスが影響し、元気なお花も枯れてしまいますので、気がついたら早めに取り除きましょう。

と、基本的な事を書いてみましたが、
要は「正しい方法できちんとお手入れをする」事が大切です。
ですから、花束をいただいたり、購入した場合、
まずラッピングを外し(蒸れ防止のため)茎を切り戻したら、たっぷりのお水に2〜3時間つけておきます。
(花束の状態でも保水してありますが、十分ではないためまずは本来の元気を取り戻してもらいます)
お花が元気になったら、お水を適量に戻し(花瓶半分か少し少なめ)、
夏場なら1、2日そのままの状態で飾ります(水かえは毎日!)。
その後は紐を解いて傷んだ花や葉はないか一輪一輪チェック☆
お花がゆったりと気持ちよくお水を吸えるよう、花瓶に投げ入れすると良いでしょう。
4、5日経ち元気がなくなってきたお花は、処分するか、茎を短く切りガラスボウル等に
浮かべると少し元気を取り戻して+1日位お楽しみいただけるでしょう。

とは言っても、忙しくてそんなに構ってられません!!
という方のために裏技を☆

漂白剤を花瓶に1滴入れる
(入れすぎるとお花に悪影響!)
10円玉を花瓶に入れる
(花瓶なら2〜3枚、コップ程度の大きさなら1枚)
切り花延命剤を使う
(表示濃度を守って使用しましょう。お花屋さんで購入出来ます。)

そうすると、お水が腐りにくくなります。
1、2日に1回は水かえが必要です

あまり時間のない方は、初めから花束を小分けにし、小さなグラスなどに
移し替え、2、3カ所に飾っておくのも良いでしょう。
玄関や洗面所、トイレなど目につきやすい場所に置いておくと
お花の変化や水の状態に気がつきやすく、小さい束だと水かえも楽チン♪
それに、茎が短めの方がしっかりと水を吸えるので元気な状態が長く
続くような気がします。

ちなみに、アレンジメントの場合、スポンジの吸水が十分でなくお花に十分お水が
行き届いていない場合があります。
吸水スポンジの表面が乾いたらお水をあげるようにし、それでも数日で元気がなくなって来た場合、
お花を抜き、切り戻しをしてから直接お水につけてあげると保ちがよくなると思います。

参考までに、夏場はお花の種類によりますが、保って4、5日位が限度かもしれませんね。
でも、環境やお手入れの仕方が変わる事で、お花の状態が随分変化すると思いますので、
皆さんのライフスタイルに合わせ、色々と工夫してみて下さいね★

暑さに強いお花、持ちのいいお花を選ぶのも一つの方法かも♪
*マム
*カーネーション(注:茎が腐りやすい)
*ラン
*アンスリウム
*ストレチア    など、夏場はやはり南国系のお花でしょうか。

お試し下さいね〜

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